2008年11月24日月曜日

第1回クリーンハイク開催報告

 埼玉県飯能市の「竹寺」と「子の権現」を通る、関東ふれあいの道「奥武蔵の古刹を訪ねるみち」で、11月22日に第1回のクリーンハイクを開催しました。
 当日は快晴に恵まれました。参加者は10名で、にぎやかにハイキングをしながら、楽しくゴミ拾いをしました。飯能駅北口より国際興業バスで「小殿」下車。ちょうどバス停脇にある、トイレを掃除してくださっているご婦人とあいさつ(飯能市からの委託で週2回ほど掃除をされているそう)。みんなで円陣になって、準備体操をして出発です。


 参加者の顔ぶれは、東京農大の学生さんが3名、掛川市役所から視察で2名、そしてNPOやコミュニティビジネスの活動を始めたり、勉強している大人?が5名でした。とりわけ、静岡県掛川市からコミュニティ活動における清掃運動と、レクリエーションを融合する試みで視察にみえたお二人、遠くからありがとうございます!

 さて、ハイキングコースは、登り初めから急登です。ごみがほとんど落ちておらず、落胆(?)する方がいるのも、このイベントの性格かもしれません。ごみが無いことは良いことなのですが。竹寺や子の権現の駐車場には、ドライバーが捨てたと思われるペットボトルや空き缶、お菓子の包み紙が多くなります。それ以外のトレイル(小道)では、飴の包み紙、ティッシュペーパーがたまに落ちています。

 コースでは、奥武蔵の山並みや紅葉、都内のビル街も遠望することができ、参加者からも「気持ちいい!」との歓声もあがりました。


 今回のゴミの収穫は、分別の結果ジュースのペットボトル38本、空き缶29本、空きびん8本、タバコの吸殻32本、お菓子の包み紙多数でした。反省点としては、収穫が最終的に予想を大きく上回り、電車内にゴミ袋を持ち込めなくなり、西武鉄道吾野駅のご好意で駅で処分をお願いしてしまったことです。これからは、事前に地元自治体と協議して、収集の方法を決定してまいります。


 最後にクリーンハイクにご協力くださった、ボランティアの皆様、埼玉県、西武鉄道吾野駅、すれちがった時に励ましてくださったハイカーの皆様に、心より御礼申し上げます。

2008年11月3日月曜日

自然歩道関連の研究室へお邪魔します

埼玉県狭山市より発信させていただいています。
おとといの1日、世田谷区にある東京農業大学で行なわれている、
第117回収穫祭に遊びにいってまいりました。

あるきーぷ倶楽部代表兼事務局長の武田は、母校ということもあり、
5年ぶりの訪問で清々しい気持ちで、埼玉に帰ってまいりました。

それは、学生たちが自分の学ぶ分野に希望をもっていて、
自分の言葉で、夢や情熱を語っていたからです。

2つの研究室にお邪魔してまいりました。
短期大学部環境緑地学科緑地生態学研究室と、
地域環境科学部造園科学科自然環境保全学研究室です。

緑地生態学研究室では、訪花昆虫についてや、
耕作放棄地の両生類の研究をすすめている先生おふたりに、
あるきーぷ倶楽部の活動をPRしてまいりました。
活動への賛意と学生への参加協力を呼びかけてくださることになりました。

自然環境保全学研究室でいま盛んなのは、
地域との協働でした。
多摩川源流大学や富士金山跡周辺の環境保全事業、
巻機山の登山道整備や植生復元ボランティアをすすめています。
こちらの研究室でも、学生さんが熱心に話を聞いてくれました。
今後さまざまな活動交流が展開できそうです。
学生さんたちの研究テーマも提供できれば、と考えています。

「埼玉を歩いて健康づくり」も掛け声だけではなく、
どんな運動が、どんな疾病予防効果があるのか、
ストレス解消にどんなプログラムがよいのか、
身体教育学の面からも、アドバイスをいただけることにもなりました。

今後の活動にもご期待下さい!