当日は快晴に恵まれました。参加者は10名で、にぎやかにハイキングをしながら、楽しくゴミ拾いをしました。飯能駅北口より国際興業バスで「小殿」下車。ちょうどバス停脇にある、トイレを掃除してくださっているご婦人とあいさつ(飯能市からの委託で週2回ほど掃除をされているそう)。みんなで円陣になって、準備体操をして出発です。
参加者の顔ぶれは、東京農大の学生さんが3名、掛川市役所から視察で2名、そしてNPOやコミュニティビジネスの活動を始めたり、勉強している大人?が5名でした。とりわけ、静岡県掛川市からコミュニティ活動における清掃運動と、レクリエーションを融合する試みで視察にみえたお二人、遠くからありがとうございます!
さて、ハイキングコースは、登り初めから急登です。ごみがほとんど落ちておらず、落胆(?)する方がいるのも、このイベントの性格かもしれません。ごみが無いことは良いことなのですが。竹寺や子の権現の駐車場には、ドライバーが捨てたと思われるペットボトルや空き缶、お菓子の包み紙が多くなります。それ以外のトレイル(小道)では、飴の包み紙、ティッシュペーパーがたまに落ちています。
コースでは、奥武蔵の山並みや紅葉、都内のビル街も遠望することができ、参加者からも「気持ちいい!」との歓声もあがりました。
今回のゴミの収穫は、分別の結果ジュースのペットボトル38本、空き缶29本、空きびん8本、タバコの吸殻32本、お菓子の包み紙多数でした。反省点としては、収穫が最終的に予想を大きく上回り、電車内にゴミ袋を持ち込めなくなり、西武鉄道吾野駅のご好意で駅で処分をお願いしてしまったことです。これからは、事前に地元自治体と協議して、収集の方法を決定してまいります。
最後にクリーンハイクにご協力くださった、ボランティアの皆様、埼玉県、西武鉄道吾野駅、すれちがった時に励ましてくださったハイカーの皆様に、心より御礼申し上げます。